金魚をはじめてお迎えする際の準備・進め方

4年 ago by in 育成日記 金魚
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ガボンバ


以下は金魚に限らず一般的な淡水魚のお迎え方を書いております。

 

 

◆お迎えする前1週間前に水槽を準備する

 

水槽ろ過装置を用意する

 

通常のペットですと、本人を迎えてから慌しくその日のうちに不足していると気づいたものを買い足すことが多いのですが、金魚・熱帯魚では、まず「水を育てる」ことをしないといけません

 

 

水槽とろ過ポンプを購入します。

熱帯魚店やペットショップに行けばセットになっているものが売られているので、セットで購入しましょう。

それぞれ単体で購入するよりも安価なうえに、水槽の容量や高さにマッチした循環式ポンプが入手できます。

ちなみに循環式ポンプは水槽の縁にかけられるタイプが見栄え的にもすっきりします。この場合ぷくぷく(エアレーション)の用意は別途必要ありません。

 

 

 

水槽の大きさの目安は、魚のサイズにも拠りますが、金魚の場合1匹あたり10リットル計算で考えるとよいでしょう。

ショップで売られている3000~8000円程度のセット水槽ですとだいたい12リットルくらいなので、2匹いけないくらいですがろ過能力や酸素供給能力次第でカバーできるレベルです。

水をそれほど汚さない小型魚であれば、1匹あたり4~6リットル程度で計算します。

 

 

もしどうしても多数の魚を入れる必要がある場合は、濾過ポンプの能力をアップさせるか水を交換する量・頻度を増やし餌をなるべくこまめに片付ける(入れすぎない)ようにします。極論生物ろ過を全く念頭とせずに毎日全量交換すれば、アンモニアも虫も残らず酸素面でも不足は起こりにくくなります。

金魚はとくに水を汚す品種ですので、あまりメンテに時間を裂けなければはじめからなるべく入れすぎないようにしてください。(飼いすぎた分は外の船桶に移すなど)

 

 

 

◆お水作り

濾過ポンプのフィルターには、バクテリアを水に溶かし込む機能がついているものがあります。

つまりポンプを動かしているだけで自動で水を青水(生育上良い水)へと変えてくれます。

 

 

水槽に限界の高さをこえないように水道水を入れたら、お迎えするときだけ1Lあたり8gの食塩を入れろ過ポンプをセットして1週間回しておきます。ポンプの電気代は1年で2円程度です。

 

 

食塩は12Lの水槽でおちょこすり切り1杯半くらいとかなりの量になります。なめるとほのかに塩っぽいレベルです。

食塩を入れる理由は、お迎えするときに外部からムシや病気を持ち込まないようにするためです。

以降、数を増やすときもお迎えする際に塩浴させてあげます。

 

 

しばらく運用して、水温計で計り、お水の温度が25~28度であれば適温です。

15~30度は問題なく生きられる範囲ですので、これもOKです。

ただこの下限・上限をオーバーしてしまうようなら設置場所を変えてください。

 

 

◆いざお迎え

これでやっと本体をお迎えできます、

 

 

袋に入った状態で来ると思いますが、その袋のまま開けずにその袋を水槽に放り込みます

3日ほど袋のまま浮かせて置きます。これは水の温度に慣れさせるために行います。

 

 

金魚はある程度の期間絶食していても問題ない生き物ですので、その間は餌もあげません。

 

 

このうちに、以下のようなものも用意しておきます

 

・底砂利

敷くと魚が安心します。目が細かくろ過機能を謳っているものがいいでしょう。

砂の掃除を考えたときにめんどくさいというのもあるので必須ではありません

 

 

・水草

お店の店先で売られている一般的なのがカボンバと呼ばれる水草です。3本で1000円くらいです

ガボンバ

金魚のおやつになったり、隠れたり、産卵のときにも使います。

 

 

見た目楽しくない場合は、ほかにも様々な水草がありますが、水草も定期的に洗う必要があるのである程度丈夫なものがよいでしょう。たまに魚を薬や塩浴させるので、塩気にも耐えられる美観を気にしない一般的なものがお勧めです。

 

 

・すみか

コップなどを沈ませておくと、夜はそこに入って寝る場合があります。必須ではありませんが小さな個体を数少なく飼える場合は用意してあげるとよいでしょう

 

 

・餌

餌は普通のインスタントフードで構いません。沈下するタイプを選ぶようにします。

ちなみにお迎えしたばかりのときは、空腹過ぎて普通のフードがのどを通らないときもあるので、イトミミズなどの生餌を用意しておくとよいでしょう。

 

 

・遮光物

葉モノの植物と違うのが、人間のようにしっかり体内時計をもって生活しているところです。24時間は闘えません。

 

ライト(照明)については多分言われなくても買われるかなと思いますがとくに必須なものではなく、逆に光を遮るものを用意します。

うちはダンボールを使っています。

夜になると、まだ人間は居間で生活をしているでしょうが、金魚はもう寝る時間なので遮光物をかけておとなしくさせます。ライトも夜間は切ってください。

 

 

◆さぁ!袋開け

3日経ったら袋をあけて金魚を開放してあげます。袋の中の水もそのまま水槽にあけます。

 

最初は隠れ気味かもしれませんが、個体次第では最初から人懐っこいのもいれば恥ずかしがりやさんもいます。

大抵はお迎えしたときの反応が将来まで続く感じです。

餌をあげたときに寄って来る仔が欲しければ、そのような個体を迎えるのが確実ではありますが、無論慣れてきて距離が縮まってくれば、飼い主に反応する仔に徐々に仕上げていくことは可能です。

 

 

餌は朝と晩で2回、5分くらいで食べきる量をあげます。

食べ残していたら、小さい網で目に見える食べ残しやふんを掬って掃除してからあげます

 

はじめは生き餌をあげると匂いで寄り付いてきます

寄り付いたら普通の餌もあげてみると普通の餌も食べるのでスムーズに移行できます。

 

 

行き餌はすごい臭いので、3日もあげ続けていると水はクリアで透明なのに、ものすごい匂いが漂ってくることがあります。ろ過フィルター関係なしに水替えしないと人間のほうが参ります。

 

 

◆その後のメンテナンス

 

ろ過フィルターを用いない場合は毎日水を1/3ほど替えます。

 

ろ過フィルターを回している場合でもはじめの2週間は、3日にいっぺんくらい水替えをして、食塩を0.8%の濃度になるように溶かします。

この期間を過ぎてバクテリアの水を奇麗にする能力が上がってくると1週間に1回で問題なくなります。

 

 

水は見た目透明でも奇麗とは限りません。魚のフン(アンモニア)で酸性に傾いてくると水質が悪化している状態で病気になりやすくなります。ですので試験紙タイプのペーハー測定用紙などで定期的にpHを計るようにします

機械式のものは機器の基準値設定がそもそも合ってないと恐いので、使いきりの試験紙タイプがベストです。

酸性に傾いているようであれば、底砂(ソイル)やアイテム(流木)などを入れて調整します。数値ではなく原因の問題なので、薬品の類では調整しません。

 

 

 

また水槽とは別に、バケツに水を汲み置きし、カルキを抜いてストックしておかないといけません。

常時バケツ2こほど水を貯めて置くと安心です。

 

 

 

ろ過装置のフィルターは2~3週間に1回交換。水槽やフィルターの分解洗浄は1ヶ月に1回くらいの頻度で行います。注意しないとけないのは洗い過ぎないことです。

洗浄そのものは大事なことですが、せっかくついたバクテリアを奇麗に洗い流してしまうと水質維持が難しくなります。目詰まりが起こらないようにくらいの感じで、てきとーにささっと掃除します。

 

 

 

あとは魚本体を毎日観察します。

体調は泳ぎ方や背びれの立ち方で如実に現れます。

一般的な病気は、秋~冬に入る頃に多い「白点病」「尾腐れ病」です。尾などに白い点々が出来て腐敗していきます。

 

これらの病気になったときは、病気の仔を別の水槽に隔離して塩浴や薬浴が良いのですがなかなかうまく結果が出ないときがあります。

無理に水替えすると魚が環境の変化に耐えられず体力を弱めてしまう可能性のほうが高くなります。

 

 

この場合、唐辛子を半分に切って種をとりTバックのようなものにいれて、水槽に浮かべると原因虫が逃げていこうとするケースがあるようです。

同時にろ過機を強化(ランクアップするか、もう一台一時的に追加投入)して、原因虫をろ過装置に封入させます



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